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ワクチン接種
接種機会を逃した1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性のかたへ
定期接種で接種できなかった1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性に対するキャッチアップ接種は、2025年3月末までに3回の接種を公費(無料)で受けられます。すぐに飯島病院までご相談ください。
厚生労働省よりhttps://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001073361.pdf
HPVワクチン(子宮頸がんなどの予防ワクチン)
HPVワクチンは、子宮頸がんなどのHPV感染症を予防するために使用される不活化ワクチンです。日本では、9価「シルガード9」(MSD)、4価「ガーダシル」(MSD)、2価「サーバリックス」(GSK)の3種類が利用可能であり、2023年4月からは9価ワクチンが定期接種の対象となりました。
小学6年生になったらできるだけ早く9価ワクチンの2回接種を受けることが推奨されます。遅くとも15歳になる前に9価ワクチンの初回接種を受けましょう。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001073356.pdf
予防するVPD
HPVワクチンは、子宮頸がんや尖圭コンジローマなど、ヒトパピローマウイルス(HPV)に関連するがんや感染症を予防します。ワクチンの種類によって、予防できるHPVの型が異なります。
9価ワクチン(シルガード9) | 4価ワクチン(ガーダシル) | 2価ワクチン(サーバリックス) |
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90%の子宮頸がん、尖圭コンジローマなどを予防 | 70%の子宮頸がん・肛門がん、尖圭コンジローマなどを予防 | 70%の子宮頸がんなどを予防 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
接種時期と接種回数
定期接種の対象年齢は小学校6年生~高校1年生相当の女子です。接種回数は、ワクチンの種類と初回接種年齢によって異なります。初回に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを、必要回数受けることが重要です。
9価ワクチン(シルガード9) | 4価ワクチン(ガーダシル) | 2価ワクチン(サーバリックス) |
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初回接種が15歳未満の場合は2回または3回、15歳以上の場合は3回接種 | 3回接種 | 3回接種 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
ワクチンの効果
HPVワクチンは、含まれているHPVの型に関連する感染症やがんの発病を予防します。特に若年者に多い16、18型のHPVに対して、初めての性交渉の前までに受けることで予防効果が高まります。
欧米やオーストラリアでは、ワクチン接種により子宮頸がんが減少しています。サーバリックスとガーダシルは約70%、シルガード9は約90%の子宮頸がんを予防でき、効果は20年程度続くとされています。
RSウイルスワクチン
RSウイルスワクチンについて
RSウイルスは、主に乳幼児や高齢者に対して重篤な呼吸器感染症を引き起こすウイルスで、ワクチンによる感染予防が可能です。主な症状は、咳、鼻水、呼吸困難、発熱などで、重症化すると気管支炎や肺炎を引き起こす可能性が高まります。
冬から春にかけての時期が流行しやすいですが、地域によって異なってきます。
RSウイルスワクチンの種類
ワクチンの種類 | アブリスボ®筋注用 |
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定期 or 任意 | 任意接種 ・妊娠24〜36週の妊婦 |
接種回数 | 1回 |
費用 | お問い合わせください |
※表は左右にスクロールして確認することができます。