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飯島病院の妊娠検査・妊婦健診について

飯島病院の妊娠検査・妊婦健診について

飯島病院では、妊娠の診断(妊娠検査)や妊婦健診をおこなっております。妊婦健診では、妊婦さんの妊娠・出産・育児に対するご不安やお悩みの相談にも応じています。何らかの体調の変化があった際には、お気軽にご相談ください。

安産していただくためには、妊娠中の経過が非常に大切です

定期検診、検査、マザークラス、カウンセリングなど妊婦さんに安心していただける体制を整えております。妊娠満期前にはお産の準備を積極的にいたします。4D胎児超音波検査は、毎健診ごとにおこないます。

「何か変だな」と感じたら、まずはすぐにご相談ください

健診の日でなくても腹痛や出血が見られるなど、何らかの異常を感じられた際にはお早めにご受診ください。飯島病院は24時間、妊婦さんと赤ちゃんをお守りするためにしっかりとサポートさせていただいております。
特に以下のような症状が出たら、速やかにご相談ください。

性器出血 腹痛 発熱 下痢 めまい
吐き気、嘔吐 強い不安感 頑固な便秘 いつもと違うおりもの 強い頭痛
つわりによる衰弱 激しい動悸 今まであった胎動を感じなくなった その他心配事

※表は左右にスクロールして確認することができます。

妊娠検査(妊娠の診断)

子どもを望むご夫婦(カップル)にとって、待望の赤ちゃんが授かったかどうかは速やかに知りたいことかと存じます。しかし、排卵期に性交して受精したとしても、その後1週間ほどでは、妊娠の有無はわかりません。一般的には生理が遅れることで妊娠したかどうかを判定しますが、生理周期の変動、ストレスや環境の変化などによって生理が遅れることもあるため、一概には言えません。そのため、妊娠の可能性を感じたり、また、生理がきたがいつもと様子が違ったりする(普段よりも出血が少なく生理の日数が少ないなど)という方も、お早めに当院へご相談ください。

妊娠の診断方法

検査の時期は、最後の月経日から5週目以降(月経予定日から1週間後)であれば、正確な判断ができるようになります。妊娠を確認する主な検査は、尿検査と内診(超音波検査)になります。

超音波検査で赤ちゃんを確認

すでに妊娠検査薬でチェックが済んでいる場合も尿検査をおこなった後に内診を受けていただきます。内診では、膣鏡による視診と併せて超音波検査もおこない、膣の内部にプローブ(触子)を入れ、赤ちゃんが入っている胎嚢という袋があるかどうかの確認をします。妊娠初期は子宮内の妊娠であることの確認が大切です。

この時期は、お腹の赤ちゃんの発育にとって重要な時期です

薬剤の服用や栄養面、風疹などの感染症、放射線照射、喫煙・飲酒などお母さんが気を付けなければならないことがたくさんあります。胎児の健全な発育と母体の健康のためにも、できるだけ早く妊娠を知ることが大切です。

妊娠週数の確認

妊娠週数の数え方は、最後の生理が始まった日を0日として、0~6日までを0週、7~13日までを1週というように数えます。生理不順や偽の生理によってずれが生じることも多く、正確を期するため超音波検査をして胎児の大きさとあわせて判断します。多くの場合、妊娠15週目くらいまでの胎児の大きさには個人差というのがほぼありません。そのため、超音波を用いることで胎児の大きさを測定し、そのサイズから正確な妊娠週数を導き出します。

妊婦健診

妊婦健診

妊婦健診は妊婦さんの健康状態やお腹の赤ちゃんの育ち具合を診るための健康診査です。

妊婦健診は、自覚症状がなくても毎月1回(妊娠36週以降は1週間に1回)は受診しましょう

妊娠中は体にさまざまな変化が起きます。たとえ自覚症状がなかったとしてもトラブルが隠れている可能性もあります。特に気がかりなことが無くても、妊婦健診は少なくとも毎月1回(妊娠24週以降は2週間に1回)は、必ず受けるようにしましょう。
※大阪市では、母子健康手帳と同時に交付される受診票で、妊婦健康診査が妊娠週数に応じて、一部公費負担されます(公費を超える部分については自己負担となります)。

妊婦健診でおこなわれる検査

毎回共通する基本的な項目は以下の通りです。

健康状態の把握 妊娠週数に応じた問診・診察
検査計測 妊婦さんの健康状態と赤ちゃんの発育状態を確認する基本検査

  • 血圧
  • 浮腫(むくみ)
  • 尿検査(糖・蛋白)
  • 体重(1回目は身長も)

など

保健指導
  • 妊娠期間を健やかにお過ごしいただくための食事や生活に関するアドバイスを行うと共に、妊婦さんのメンタル面に留意し、妊娠・出産・育児に対するご不安やお悩みの相談に応じます。
  • 家庭的・経済的問題など個別支援を要する方には適切な保健・福祉サービスが受けられるように、市区町村の保健師等と協力して対応いたします。

妊娠中の超音波検査について

妊娠中にお腹の上から行う超音波検査には大きく分けて2種類あります。

一般超音波検査(妊婦健診で行う超音波検査)

推定体重の測定や、赤ちゃんの頭の位置、心拍、羊水量、胎盤の位置等を確認する検査です。

精密超音波検査(胎児形態異常スクリーニング検査)

赤ちゃんの全身を観察し、主に頭部・心臓(先天性心疾患など)・肺・消化器(胃、十二指腸、腸管等)・尿路・生殖器・骨格の異常・口唇裂等、超音波検査で判別可能な形態異常の有無を調べます。もし、異常が発見された場合、赤ちゃんへの早急で確実な対応のために、より適切な分娩施設・分娩時期を決めておくことが可能になります。是非、検査を受けていただくことをお勧めします。

妊娠初期の注意点

妊娠初期は、胎児の器官形成期にあたり、胎児にとって大切な時期です。以下の点に注意しましょう。妊娠初期は、つわりなどの体調変化も起こりやすい時期です。無理せず、ゆったりと過ごすことが大切です。不安なことがあれば、遠慮なく当院にご相談ください。

葉酸の摂取

胎児の神経管閉鎖障害を防ぐため、妊娠前から妊娠初期にかけて葉酸を十分に摂取することが重要です。

感染症予防

風疹、サイトメガロウイルス、トキソプラズマなどの感染症は、胎児に影響を与える可能性があります。感染リスクを避けるよう注意しましょう。コロナウイルスへの感染対策もしっかりとおこない、なるべく人ごみを避けるようにすることが大切です。

薬の服用

妊娠中は、胎児への影響を考慮し、医師の指示なく薬を服用しないでください。

生活習慣

喫煙、飲酒は控え、バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。

06-6211-4114

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