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ドクターズインタビュー

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ドクターズインタビュー

飯島病院は、110年以上の歴史を誇る産婦人科病院です。代々受け継がれてきたこの病院で、現在は3人の兄弟が中心となって診療にあたっています。医療法人飯島会理事長の飯島康史先生、飯島病院院長の飯島隆史先生、そして婦人科、麻酔科医の田口佳子先生という、それぞれの専門性を活かしながら、女性の健康をトータルにサポートする体制が整っているのが大きな特徴です。今回は、普段は知ることのできない兄弟の話も交えながらお話をお聞きしました。

理事長:飯島康史
理事長:飯島康史

私は代々医者の家に生まれたので、子供の頃はいろんな職業をやりたいと思っていましたが、最終的には医者になることになりました。ただ、大学院の4年間は内科系で、海外にも行き、がんの遺伝子治療の研究をしました。その後、産婦人科に戻り、最後の2年間は麻酔科の医局に入って研修を受けました。

病院長:飯島隆史
病院長:飯島隆史

実家が産婦人科だったので、最初は画家になりたかったのですが、親父(先代院長)に話したところ「絵は趣味でもできるから」と言われて医者を目指しました。家が産婦人科だったのが大きくて、分娩は一人ではやっていけないと思い、兄弟で飯島病院を守っていこうと産婦人科医になりました。

医師:田口佳子
医師:田口佳子

兄の後を追うように、気づけば医師になっていました。麻酔科を選んだ理由は、全身管理が出来る医師になりたかったからです。飯島病院では、女医さん希望の患者さまもいらっしゃるということで、婦人科外来も担当することになりました。

飯島病院の医師は、3人兄弟

兄弟で一緒に働くこと
について、良かったことや大変
だったことなどがあれば
教えてください。

医師:田口佳子

確かに、兄弟だからと言って特別働きにくいということはないですし、むしろ信頼してお互いを支え合えるというのは大きいですよね。

医師:田口佳子

兄とはかなり年が離れていたので、僕が小学生の頃には兄は大学に行っていて、あまり一緒に過ごす時間はなかったですね。仲が悪かったわけではないですが、大人になって一緒に働くようになってから、飲みに行ったりして仲良くなった感じです。

医師:田口佳子

兄弟と仲良く楽しく働くことが出来てありがたいです。

飯島病院の強みである歴史は、信頼の証

この病院自体は何年ぐらい
続いているのですか?

田口先生
田口先生

110年になります。

ひいおじいさまの代から
ということですね。町並みも
随分変わったのではない
ですか?

理事長
理事長

街並みは全く変わりました。元々この辺は花町で、旅館や芸者さんがいるような街だったのですが、だんだん変わってきました。

患者さまの層について
教えてください。

理事長
理事長

日本人の方が多いですが、最近は外国人の患者さまも増えてきています。やはり出産される方が一番多いですね。昔からいらっしゃる方は婦人科検診や、若い方だとピルの処方や、繁華街が近いので性病検査も多いです。

長く続けてこられただけに、
親子三代でお世話になっている
方もいらっしゃるのでは?

理事長
理事長

そうですね。「私もここで生まれました」とか、「うちの母もここで産みました」という患者さまもいらっしゃいます。

病院長
病院長

三代にわたってお世話になっているという患者さまも結構いますよ。

田口先生
田口先生

「おばあちゃんもここで生まれたの」なんていうお話を聞くと、本当に長い歴史を感じますね。幸せなことです。

理事長
理事長

この地域に根ざした医療を続けてこられたからこそ、そういう風に言ってもらえるのかなと思います。

素晴らしいですね。まさに命の
リレーというか、長い歴史の
中で多くの命を見守って
こられたのですね。

病院長
病院長

そういう患者さまに「だからここで産みたかった」と言われると、本当にやりがいを感じますね。

理事長
理事長

誇りに思いますし、そういう期待に応えられるよう、これからも頑張っていかないといけないなと思います。

110年以上の歴史を誇るこの
病院だからこそ、そういった
ストーリーが紡がれていくの
でしょうね。

田口先生
田口先生

そうですね。お一人ひとりの患者さまとの繋がりを大切にしながら、これからも地域医療に貢献していきたいと思います。

これからの飯島病院への思い

先生方がこれから力を
入れていきたい
ことついて
教えていただけますか。

理事長
理事長

分娩はもちろんですが、これからは女性特有の病気のようなものにも力を入れたいと思っています。例えば若い方だったら思春期の月経痛や月経前症候群、年配の方だったら尿失禁や子宮脱など、内科的なことにも対応していきたいですね。産科だけでなく幅広く女性の健康をサポートしていきたいと考えています。

病院長
病院長

何と言ってもお産ですね。全国的に出生率が下がってきていますが、安全で楽しいお産、家族で一緒に喜べるお産をしたいと思います。そのためには合併症などを見つけて適切に対応していくことが大切だと考えています。

田口先生
田口先生

麻酔科の立場から、帝王切開の患者さまが増えてきているので、安全で快適な帝王切開を目指したいと思います。術後の痛みへの対応も重要だと考えています。患者さまとの温かい関係を築いていきたいです。

飯島病院は、女性の健康を守るという使命のもと、3人のご兄弟がそれぞれの得意分野をいかして、しっかりと患者さまをプロフェッショナルなサポートができる体制ができている。それは、長い歴史が証明してくれています。

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